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木の葉丼


木の葉丼

ちょっと珍しい、素朴でおいしいローカル丼物の、木の葉丼のご紹介です。

木の葉丼(このはどん、このはどんぶり)は、薄く切った蒲鉾と青ねぎを鶏卵で綴じた丼物である。蒲鉾とねぎ以外には、椎茸や三つ葉、筍などを入れることもある。

名前の由来は、具材を舞い散る木の葉に見立てたもので、近畿地方の発祥である。安価な食材を使用しており簡単に作れるので、庶民的な家庭料理として親しまれ、近畿地方ではうどん屋や大衆食堂の定番メニューとなっている。

2014年4月に外食チェーンストアのなか卯が木の葉丼を全国発売したが、これは薄切りした薩摩揚げを使用していた。

近畿地方には、類似した丼物として衣笠丼(油揚げと青ねぎを卵で綴じる)、若竹丼(筍とわかめを卵で綴じる)、ハイカラ丼(天かすや具のほとんど入らないかき揚げを卵で綴じる。他地域ではたぬき丼とも)などがある。
石川県では、これを玉子丼と呼ぶ飲食店が見られる。

参考


/export/cgi/jp/x/e/don.arrowpex/data/pages/木の葉丼.txt · 最終更新: 2023/05/06 00:28 by moepapa