ちょっと珍しい、素朴でおいしいローカル丼物の、木の葉丼のご紹介です。
木の葉丼(このはどん、このはどんぶり)は、薄く切った蒲鉾と青ねぎを鶏卵で綴じた丼物である。蒲鉾とねぎ以外には、椎茸や三つ葉、筍などを入れることもある。
木の葉丼
— ゆったん (@babi156) September 28, 2021
関東では馴染みのないどんぶり。衣笠丼と同様に玉子丼のバリエ=ション。蒲鉾、しいたけ、ねぎ等を玉子でとじる pic.twitter.com/zQwYTY5RaL
名前の由来は、具材を舞い散る木の葉に見立てたもので、近畿地方の発祥である。安価な食材を使用しており簡単に作れるので、庶民的な家庭料理として親しまれ、近畿地方ではうどん屋や大衆食堂の定番メニューとなっている。
2014年4月に外食チェーンストアのなか卯が木の葉丼を全国発売したが、これは薄切りした薩摩揚げを使用していた。
木の葉丼※薄く切ったかまぼこを卵でとじた丼ぶり pic.twitter.com/Q7Vim6ctpq
— 食楽園~幸福に空腹を満たす~ (@hi_kirin) February 7, 2021
近畿地方には、類似した丼物として衣笠丼(油揚げと青ねぎを卵で綴じる)、若竹丼(筍とわかめを卵で綴じる)、ハイカラ丼(天かすや具のほとんど入らないかき揚げを卵で綴じる。他地域ではたぬき丼とも)などがある。
石川県では、これを玉子丼と呼ぶ飲食店が見られる。
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